関口メンディー、中務裕太のバラエティでの悩みにアドバイス プロデュース業の信念も明かす

EXILE/GENERATIONSの関口メンディーがプロデュースを務める「『OMOi KO MANDY』新商品発表会」を開催。メンバーの中務裕太も応援に駆けつけ、悩み相談やプロデュース業について語った。

置き換えダイエットサプリ『OMOi KO MANDY』をプロデュースしたことについて関口は、「僕は今、アーティスト/表現者として活動しているんですけど、学生の頃はわりと太っていて、中学時代は自分の体型に自信が持てなかったりとかして、結構悩んだ時期がありました。ダンスをしたり体を鍛えるようになって、自分がなりたかった姿になっていった時に自信が持てるようになった。自分と同じように体型のこととかで悩んでいる方に、少しでも自信を持ってもらえるようにと思って、この商品を作りました」とし、続けて「健康的に過ごすことや、自分のなりたい体に近づくということが、その人にとっての一つの目標やゴール地点になることで、ゴールを目指すその時間がとても楽しかったりもするので、そういうプロセスを楽しんでもらいたい」とも語った。

明るいキャラクターで会見を盛り上げる関口を見て中務は「人間ってあっち側とこっち側がある。メンディー君はあっち側。僕は究極のこっち側。バラエティとか出てもいけないんですよ。あれ言いたい……あー、終わっちゃったっていうふうになっちゃう」と相談。関口は「僕もそんな得意じゃない。ひな壇でいろんな芸人さんたちがいる中で出た時、ここで戦えないと思った。それ以来そういう番組に出てないです。なので無理に戦おうとしない」と関口流の戦い方を明かす。

さらに「この『OMOi KO MANDY』も他のものと戦いたくないと思って作って、今までにない味にしてるんです。わざわざ戦う必要がない。だからそういう番組に出なければいい!」とアドバイス。「バラエティやめます」と宣言する中務に関口は「人数が少ない番組が得意だと思うんで、そういう番組に出る」と改めてコメントした。

2人がプロデュース業を行うにあたり大切にしていることについて質問されると、関口は「今回作ってみて、『OMOi KO MANDY』を通して何を提案したいのかというメッセージや、どうやって戦わずして勝つかみたいなことをすごく意識した。世の中にあるものを作っても仕方ないので、今まで気づいてなかったけど欲しかったな、みたいなものをプロデュースするのがプロデューサーの仕事」と回答した。

中務は「僕はEXPG(ダンススクール)で女の子たちのダンスユニットをプロデュースをさせてもらってるんですけど、意外と女の子で上手いダンサーというのが注目されづらいと感じていて。注目されてない=人気がないではなくて、気づかれていないだけだと思う。気づかれていないことをみんなに気づかせていく、気づいてもらう。その気づきを届けるのがプロデューサーの仕事」と語り、気づかせるのが大事だということに関口も共感した。

今後プロデュースしたいことについて、関口は「GENERATIONSのアパレルブランドがあるんですが、ディレクター兼プロデュースもやっているので、自分の興味があることは形にしていきたい」とコメント。中務は、「1人でというのはあまり得意なタイプじゃなくて、自分の苦手なものは得意な人に任せてやりたいタイプ。誰かと一緒に、例えば僕は日本酒が好きなので、日本酒をプロデュースしたりとか、いつかやってみたい」と答えた。

(文=本 手)

© 株式会社blueprint