驚異のOPS「2.207」…絶好調・大谷翔平の古巣戦に熱視線

Ⓒゲッティイメージズ

出塁率.778+長打率1.429

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が新シーズンの開幕に向けて順調な歩みを見せている。

昨年9月に自身2度目となる右肘の手術を行ったこともあり、新天地で迎えるこの春も慎重な調整を行ってきたが、現地時間2月27日のホワイトソックス戦でオープン戦初出場を果たすと、2打席凡退で迎えた第3打席に自らの実戦復帰を祝う一発。不安を払しょくする本塁打を叩きこんだ。

すると現地3月1日のガーディアンズ戦では適時打と四球2つで全打席出塁を記録、さらに同3日のロッキーズ戦では2本の適時打を含む3安打2打点の大暴れ。調整のピッチを上げるとともに、状態面の良化も伺わせている。

これまでの3試合の成績をトータルすると、打率.714(7-5)で1本塁打・5打点。出塁率と長打率を足した打者を評価する指標のひとつ「OPS」は2.207(0.778+1.429)というなかなかお目にかかれない数値となっている。

チームは1日休みを挟み、現地5日はエンゼルスと対戦。大谷にとっては移籍後初の古巣戦ということになる。デーブ・ロバーツ監督は「誰もが楽しみにしているはず」と出場を示唆しており、元同僚との対戦は大きな注目を集めそうだ。

気になる試合は日本時間6日10時のプレイボール予定。テレビ中継の予定は今のところなく、『SPOTV NOW』でのネット配信が現時点で唯一の視聴手段となっている。

好調をキープしたまま3月20日の開幕戦を迎えることができるか。古巣戦となるこの春4度目のオープン戦出場からも目が離せない。

▼ 大谷翔平・オープン戦成績
(1) 3打数1安打・1本塁打・2打点
(2) 1打数1安打・1打点
(3) 3打数3安打・2打点
[通算] 率.714(7-5)1本塁打・5打点 出塁率.778 長打率1.429



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