高橋一生×橋爪功『6秒間の軌跡』続編が4月より放送 本田翼&宮本茉由と三角関係勃発!?

2023年1月期にテレビ朝日系で放送された高橋一生主演、橋爪功共演の土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』の続編『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』が、4月13日よりテレビ朝日系で放送されることが決定した。

本作は、花火師親子の不思議な日常を描き出すファンタジーホームコメディ。舞台は、地方都市で代々続く煙火店。高橋と橋爪は、四代目となる父・望月航と、その息子・望月星太郎に扮する。「すまん……」という一言を残して、父親が亡くなり、1人取り残された星太郎(高橋一生)は途方に暮れることに。しかし数カ月後、死んだはずの父・航(橋爪功)が当たり前のように日常に現れ、さらに星太郎に弟子入り志願する謎の女性・水森ひかり(本田翼)がやってきたことで、男と女、そして幽霊の奇妙な共同生活が開始されることに。

前作では、航が幽霊となって現れた真の目的や、星太郎とひかりとの関係性の行方などが描かれた。続編の放送決定にあたり、高橋は「ヅメさん(橋爪)、本田さんと再びお芝居できるということも楽しみ」と喜びのコメント。橋爪も高橋、本田との再びの共演に「また一生、翼と一緒に演技する……どこか、同窓会みたいなものも感じます。同窓っていうと、若い2人からは怒られるかもしれませんが(笑)」、本田も「前回の現場はアットホームで、学ぶこともすごく多かったので今回もとても有意義な時間になりそうです」と瞳を輝かせた。

続編の舞台となるのは、前作から1年後。コロナ禍も落ち着き、ようやく花火大会が行われ、昨年の夏は星太郎もひかりもあわただしい日々を送っていたが、それ以降、ある理由から、航から5代目を継いだはずの星太郎は自堕落に過ごして自室に引きこもり、望月煙火店は開店休業状態に。星太郎をよそに、ひかりは他店を手伝い、花火職人としての技術をより磨いていたが、そんな最中、2人の前に久しぶりに航が現れる。星太郎と航の口げんかがきっかけとなって、望月煙火店は廃業の危機に。ピンチに直面する望月煙火店に、突然、謎の女性・野口ふみかが訪れる。彼女は星太郎に弟子入り志願をするばかりか、唐突にプロポーズ。やがて、男女3人と再び現れた父の幽霊は、ひとつ屋根の下で暮らすことに。

ふみかを演じるのは、『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)、『新空港占拠』(日本テレビ系)などの宮本茉由。宮本は、「前作を拝見していて、お三方のセリフ回しのテンポ感がすごいなと思っていました。今回、その関係性の中に入れていただけるということで、喜びよりも先に緊張感と不安感が押し寄せてきました」と複雑な心中を明かした。

宮本の加入に関して、高橋は「宮本さんとは『東京独身男子』(2019年/テレビ朝日系)、『竜の道 二つの顔の復讐者』(2020年/カンテレ・フジテレビ系)以来の共演となりますが、ある程度、完成された3人の関係の中に入ってこられるわけですから大変だと思います。ですので、ヅメさん、本田さんには、くれぐれも失礼のないように!と、強く言っておきたいと思っています(笑)」と笑顔でコメント。

脚本は前作に続いて、2021年の『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日系)で向田邦子賞を受賞した橋部敦子が手掛ける。宮本は、「台本をいただいて読み込むことで、演じる野口ふみかのイメージを私の中で広げていったのですが、衣装合わせや監督とのお話の中で、また、どんどんふみかの印象が変わることがあって。今は、彼女の持つ背景なども加味しながら、役を膨らませていく作業にワクワクしています。現場の空気感や、ポイントとなるようなセリフを意識しながら丁寧に演じられればと思っています」と語った。

放送に先駆け、高橋は「なんでもない一日が、後になってとても大事に感じられる……。そういった空気感や、失われつつある“日本の原風景”を感じながら、楽しんでいただければと思います。地方都市のある花火店の日常をこっそり覗いている感じで、肩ひじ張らずにクスッと笑っていただければ嬉しいです」、橋爪は「いい緊張感を持って臨もうと思っておりますので、視聴者の皆さんには、またお付き合いいただければと思います。今回も、航のミニコーナーはあるのでしょうか? そちらもお楽しみに」とアピール。

本田は「今回も会話劇の応酬が見どころのひとつですが、前作よりも、さらに“日常会話”に近いと感じているので、私にとっても新たな挑戦となりそうです。失敗を恐れずに臨みたいと思います!」、宮本は「ほっこりとしながらも、登場人物それぞれの人生のドラマもしっかりと描かれていて、大好きな作品でした。そんな中に、野口ふみかというちょっと奇抜な、でも、芯をしっかりと持った女の子の役で出演できて光栄です。作品に新たな風を吹かせられるよう、頑張ります!」と、それぞれ撮影に向けて意気込みを語った。

4月13日に放送される第1話は、初回1時間SPとして枠を拡大して放送される。

コメント
高橋一生(望月星太郎役)

『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』の続編のお話をいただき、「ありがとうございます」という気持ちになりました。というのも、前作の最後に望月煙火店のセットを崩す際、ほとんどの皆さんがセットの中で写真を撮っていて。思い入れを持って、作品を作ってくださっていたんだなと痛感したんです。スタッフの皆さんが作品を愛してくれているということが分かっていたので、またあの場所に戻れるのは、素直に嬉しかったですね。橋部敦子さんの脚本には、引き続き今回も何気ない日常の中にある《生きる意味》のようなものが書き込まれています。それを着実に拾いながらも、いかに、何でもないように見せるかという芝居を再度、ヅメさん(橋爪)、本田さんとできるということも楽しみで、喜びを感じます。また、そんな3人の関係性に、今回から宮本茉由さんが演じられる野口ふみかという女性が加わります。宮本さんとは『東京独身男子』(2019年/テレビ朝日系)、『竜の道 二つの顔の復讐者』(2020年/関西テレビ・フジテレビ系)以来の共演となりますが、ある程度、完成された3人の関係の中に入ってこられるわけですから大変だと思います。ですので、ヅメさん、本田さんには、くれぐれも失礼のないように!と、強く言っておきたいと思っています(笑)。何気ない日常がいかにかけがえのないものなのかということを、前作ではとても大事に描いていたと思います。なんでもない一日が、後になってとても大事に感じられる…。そういった空気感や、失われつつある《日本の原風景》を感じながら、楽しんでいただければと思います。地方都市のある花火店の日常をこっそり覗いている感じで、肩ひじ張らずにクスッと笑っていただければ嬉しいです。

橋爪功(望月航役)

最初に今回の話を聞いた時は「またか……」って感じでした(笑)。また一生、翼と一緒に演技する……どこか、同窓会みたいなものも感じます。同窓っていうと、若い2人からは怒られるかもしれませんが(笑)。今作も、好テンポのセリフ劇となりそうです。僕も、そのテンポを壊さないように、頑張ってセリフを覚えなきゃと思っています。今回から、宮本さんが加わりますが、なるべく早く慣れていただければいいですね。翼も最初は緊張で楽屋に近づきもしなかったし(笑)。僕も一生も不愛想なんでね。初対面で嫌われないようにしないと(笑)。今回も前作と同様、すべてを一生に任せます。そうすれば、間違いないと思っているので。いい緊張感を持って臨もうと思っておりますので、視聴者の皆さんには、またお付き合いいただければと思います。今回も、航のミニコーナーはあるのでしょうか? そちらもお楽しみに。

本田翼(水森ひかり役)

前作を撮っている時から、「もし続編があったらどうする?」という会話は、高橋さん、橋爪さんとしていたんです。でも、本当に戻ってこれるとは思っていませんでした(笑)。前回の現場はアットホームで、学ぶこともすごく多かったので今回もとても有意義な時間になりそうで、ワクワクしています! さらに、宮本さんが演じられるふみかちゃんの存在も大きいですよね。望月煙火店の3人をいい意味でかき乱して、今までになかった価値観をぶつけてくださると思うので、物語にさらに奥行きが出そうです。前作の撮影で学んだことは《失敗を恐れるな》! 今回も会話劇の応酬が見どころのひとつですが、前作よりもさらに《日常会話》に近いと感じているので、私にとっても新たな挑戦となりそうです。失敗を恐れずに臨みたいと思います! 前作にもあった、温かい雰囲気やクスッと笑える展開に加えて、新たなスパイスも入り、より楽しめる内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください!

宮本茉由(野口ふみか役)

前作を拝見していて、お三方のセリフ回しのテンポ感がすごいなと思っていました。今回、その関係性の中に入れていただけるということで、喜びよりも先に緊張感と不安感が押し寄せてきました。台本をいただいて読み込むことで、演じる野口ふみかのイメージを私の中で広げていったのですが、衣装合わせや監督とのお話の中で、また、どんどんふみかの印象が変わることがあって。今は、彼女の持つ背景なども加味しながら、役を膨らませていく作業にワクワクしています。現場の空気感や、ポイントとなるようなセリフを意識しながら丁寧に演じられればと思っています。ほっこりとしながらも、登場人物それぞれの人生のドラマもしっかりと描かれていて、大好きな作品でした。そんな中に、野口ふみかというちょっと奇抜な、でも、芯をしっかりと持った女の子の役で出演できて光栄です。作品に新たな風を吹かせられるよう、頑張ります!
(文=リアルサウンド編集部)

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