小結錦木、大相撲春場所に向け元気に出稽古 10日に初日

佐渡ケ嶽部屋で行われた二所ノ関一門による連合稽古で琴ノ若と相撲を取る錦木(左)=大阪府松原市

 大相撲春場所(10日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が5日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋で行われ、盛岡市出身の小結錦木(伊勢ノ海部屋、盛岡・米内中)は時津風一門から参加し、霧島、琴ノ若の両大関らと7番。33歳のベテランは「三役で勝ち越せるといい。どうにか頑張っている」と笑顔で話した。新小結の昨年秋場所は5勝10敗に終わり3場所ぶりの三役復帰で臨む。

 新小結としては場所前に右ふくらはぎを痛め、本来の力を発揮できなかった。6日以降も佐渡ケ嶽部屋に出稽古の予定で「今回はけがなくできている。大関にたっぷり稽古をつけてもらう」と元気いっぱいだった。

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