上海南港埠頭、2月の出入境船舶数29隻 開港以来単月最多

上海南港埠頭、2月の出入境船舶数29隻 開港以来単月最多

3日、上海南港埠頭の自動車ヤードを巡回検査する警察官。(上海=新華社配信)

 【新華社上海3月6日】中国上海市の南港埠頭(ふとう)の3号バースを3日午後2時、米電気自動車(EV)大手テスラや中国自動車大手の奇瑞汽車などが生産した自動車600台余りを積載した中国のロールオンロールオフ船(RORO船)「長達隆」が出港した。同バースには続いてマーシャル諸島船籍のRORO船「モーニング・カポ」が入港した。停泊中に韓国の起亜自動車が生産した輸入車1600台余りを荷下ろしする予定となっている。

上海南港埠頭、2月の出入境船舶数29隻 開港以来単月最多

3日、上海南港埠頭にずらりと並ぶ、輸出待ちの自動車や工事用車両、風力発電機のナセルやハブ。(上海=新華社配信)

 同市の洋山出入境辺防検査ステーション(出入境検査所)によると、同ステーションの執勤三隊(第3勤務隊)が2月に同埠頭で検査を実施した出入境船舶は29隻で、2013年の開港以来の単月最多を記録した。これらの船舶によって自動車4万3千台余りが輸出され、2200台余りが輸入されたほか、大型風力発電機ブレード86枚が輸出された。(記者/楊愷)

上海南港埠頭、2月の出入境船舶数29隻 開港以来単月最多

3日、上海南港埠頭の自動車ヤードを巡回検査する警察官。(上海=新華社配信)

上海南港埠頭、2月の出入境船舶数29隻 開港以来単月最多

3日、起亜自動車の輸入車1600台余りを載せて中国に到着したマーシャル諸島船籍のRORO船「モーニング・カポ」。(上海=新華社配信)

上海南港埠頭、2月の出入境船舶数29隻 開港以来単月最多

3日、輸出自動車602台を載せて上海南港埠頭を出発したRORO船「長達隆」。(上海=新華社配信)

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