高橋一生×橋爪功+本田翼で花火師の憂鬱を描く新感覚ホームドラマ「6秒間の軌跡」の続編! 宮本茉由が新加入

テレビ朝日系では4月13日に、土曜ナイトドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」(土曜午後11:30。初回は午後111:00)がスタート。高橋一生橋爪功本田翼が織り成すファンタジーホームコメディーが帰ってくる。

実力と人気を兼ね備えた俊英・高橋と、俳優生活60年を超えるベテランで、日本俳優界を代表する名優・橋爪の2人が抱いていた、“2人で一緒にドラマをやりたい”という熱い思いが、2023年放送の「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(テレビ朝日系)で実現。そんな、お互いに役者として尊敬の念を抱いている2人の関係性に、本田が加わって、向田邦子賞受賞脚本家・橋部敦子氏によるオリジナルストーリーが、大団円を迎えたことも記憶に新しい。

続編となる「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」では、新たに宮本茉由を迎えて、物語はより奥行きを増し、1人の花火師がたどる不思議な日常をよりパワーアップした圧倒的な会話劇で魅せる。

地方都市で代々続く煙火店(=花火店)を舞台に、「すまん…」という一言を残しこの世を去った4代目となる父・望月航(橋爪)が、なぜかその後、幽霊となって望月煙火店の跡を継ぐ息子・望月星太郎(高橋)の前に現れる。そこに、人生の岐路に立ち、星太郎に弟子入り志願する謎の女性・水森ひかり(本田)がやって来たことで、男と女、そして幽霊という、奇妙な共同生活が開始されることに。前作では、航が幽霊となって現れた真の目的や、星太郎とひかりとの関係性の行方などが、時にミステリアスに、時にエモーショナルに描かれた。

そして、続編である「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」の舞台となるのは、その1年後。コロナ禍も落ち着き、ようやく花火大会が行われ、星太郎もひかりもあわただしい日々を送っていた昨年の夏だったが、それ以降ある理由から、航から5代目を継いだはずの星太郎は自堕落に過ごして自室に引きこもり、望月煙火店は開店休業状態になっていた。

星太郎をよそに、ひかりは他店を手伝い、花火職人としての技術をより磨いていたが、そんな中、2人の前に久しぶりに航が現れる。星太郎と航の口げんかがきっかけとなって、望月煙火店は廃業の危機に。そこに突然、謎の女性・野口ふみか(宮本)が現れる。彼女は星太郎に弟子入り志願をするばかりか、なんと、唐突にプロポーズをする。やがて、独身花火師×美女2人、再び現れた父の幽霊が、一つ屋根の下で暮らすことになる。

高橋は「続編のお話をいただき、『ありがとうございます』という気持ちになりました。というのも、前作の最後に望月煙火店のセットを崩す際、ほとんどの皆さんがセットの中で写真を撮っていて。思い入れを持って、作品を作ってくださっていたんだなと痛感したんです。スタッフの皆さんが作品を愛してくれているということが分かっていたので、またあの場所に戻れるのは、素直にうれしかったですね」と喜ぶ。

さらに、「橋部敦子さんの脚本には、引き続き今回も何げない日常の中にある“生きる意味”のようなものが書き込まれています。それを着実に拾いながらも、いかに、何でもないように見せるかという芝居を再度、ヅメさん(橋爪)、本田さんとできるということも楽しみで、喜びを感じます」と2人との芝居に期待を寄せ、「また、そんな3人の関係性に、今回から宮本茉由さんが演じられる野口ふみかという女性が加わります。宮本さんとは『東京独身男子』(テレビ朝日系)、『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系=関西テレビ制作)以来の共演となりますが、ある程度完成された3人の関係の中に入ってこられるわけですから、大変だと思います。ですので、ヅメさん、本田さんには『くれぐれも失礼のないように!』と、強く言っておきたいと思っています(笑)」と宮本との共演も楽しみにしている様子。

続けて「何げない日常がいかにかけがえのないものなのかということを、前作ではとても大事に描いていたと思います。なんでもない一日が、後になってとても大事に感じられる…。そういった空気感や、失われつつある“日本の原風景”を感じながら、楽しんでいただければと思います。地方都市のある花火店の日常をこっそりのぞいている感じで、肩ひじ張らずにクスッと笑っていただければうれしいです」とアピールしている。

橋爪も「最初に今回の話を聞いた時は『またか…』って感じでした(笑)。また一生、翼と一緒に演技する…どこか、同窓会みたいなものも感じます。同窓っていうと、若い2人からは怒られるかもしれませんが(笑)」と再会を喜び、「今作も、好テンポのセリフ劇となりそうです。僕も、そのテンポを壊さないように、頑張ってセリフを覚えなきゃと思っています。今回から、宮本さんが加わりますが、なるべく早く慣れていただければいいですね。翼も最初は緊張で楽屋に近づきもしなかったし(笑)。僕も一生も不愛想なんでね。初対面で嫌われないようにしないと(笑)」と新たに加わる宮本を気遣った。

そして「今回も前作と同様、すべてを一生に任せます。そうすれば、間違いないと思っているので。いい緊張感を持って臨もうと思っておりますので、視聴者の皆さんには、またお付き合いいただければと思います。今回も、航のミニコーナーはあるのでしょうか? そちらもお楽しみに」とメッセージを寄せた。

本田は「前作を撮っている時から、『もし続編があったらどうする?』という会話は、高橋さん、橋爪さんとしていたんです。でも、本当に戻ってこれるとは思っていませんでした(笑)。前回の現場はアットホームで、学ぶこともすごく多かったので、今回もとても有意義な時間になりそうで、ワクワクしています!」と声を弾ませ、「さらに、宮本さんが演じられるふみかちゃんの存在も大きいですよね。望月煙火店の3人をいい意味でかき乱して、今までになかった価値観をぶつけてくださると思うので、物語にさらに奥行きが出そうです」と歓迎。

加えて、「前作の撮影で学んだことは“失敗を恐れるな”! 今回も会話劇の応酬が見どころの一つですが、前作よりもさらに“日常会話”に近いと感じているので、私にとっても新たな挑戦となりそうです。失敗を恐れずに臨みたいと思います! 前作にもあった、温かい雰囲気やクスッと笑える展開に加えて、新たなスパイスも入り、より楽しめる内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください!」と呼び掛けている。

新加入の宮本は「前作を拝見していて、お三方のセリフ回しのテンポ感がすごいなと思っていました。今回、その関係性の中に入れていただけるということで、喜びよりも先に緊張感と不安感が押し寄せてきました。台本をいただいて読み込むことで、演じる野口ふみかのイメージを私の中で広げていったのですが、衣装合わせや監督とのお話の中で、また、どんどんふみかの印象が変わることがあって。今は、彼女の持つ背景なども加味しながら、役を膨らませていく作業にワクワクしています」と心境を伝え、「現場の空気感や、ポイントとなるようなセリフを意識しながら丁寧に演じられればと思っています。ほっこりとしながらも、登場人物それぞれの人生のドラマもしっかりと描かれていて、大好きな作品でした。そんな中に、野口ふみかというちょっと奇抜な、でも、心(しん)をしっかりと持った女の子の役で出演できて光栄です。作品に新たな風を吹かせられるよう、頑張ります!」と意欲を燃やしている。

なお、TELASAでは、2023年放送の「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」を全話一挙配信中。

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