インターネットバンキングを悪用した詐欺被害が増えています。長野市の90代女性が3100万円余りをだまし取られました。
警察によりますと、先月中旬、長野市の90代女性の家に警察官などを名乗る男から、「捕まえた男があなた名義の携帯電話や通帳を使って犯罪をしていた」などと電話がありました。別の口座に金を移すため、インターネットバンキングを開設するよう男に言われ、女性は口座を開設。女性は今月上旬、開設した口座に別の口座から363万円余りを振り込みました。
その後、口座残高を確認したところ、インターネットバンキングを使って合わせて3100万円余りが第三者の口座に振り込まれているのが分かりました。
警察は留守番電話の設定や知らない番号からの電話には出ないことなど注意を呼び掛けています。