「ホテルで就寝中に睾丸をさそりに刺された」。宿泊客がラスベガスの高級リゾートを提訴

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アメリカ・カリフォルニア州に住む男性が、滞在していたホテルでの就寝中にさそりに睾丸を刺されたとして、ラスベガスの高級リゾートを訴えている。

訴えているのは、マイケル・ファーキーさん。ファーキーさんは3月4日、地元テレビ局KLASの取材に「激しい痛みで目を覚ましたところ、下着にさそりがぶらさがっていた」とベネチアをテーマにしたホテル「ザ・ベネチアン」に泊まった時の様子を語っている。

ファーキーさんによると、恐ろしい体験をしたのは2023年12月26日だった。「寝ていると、誰かに急所を刺されたように感じた」と話し、ベッドカバーの下にさそりがいたという。

刺された回数については「少なくとも3〜4回」とし、「急所に激痛を感じて起きたが、理由がわからなかった。カバーをめくったところで、再度鋭い痛みが走った」別のテレビ局KABCのインタビューで答えている。

ファーキーさん一家は翌日にホテルをチェックアウトし、宿泊料金はホテルが負担したとKLASは報じている。ファーキーさんは地元の病院を受診し、「さそりに股間/睾丸を刺された」と診断され、ホテルに報告したという。

ホテルの職員はKLASの取材に「弊社にはいかなる問題についても取り決めがあり、今回の問題についても取り決め通りに動いた」と答えている。ハフポストUS版は「ザ・ベネチアン」にコメントを求めたが、3月5日(現地時間)時点で回答はない。一般的に、さそりは日中はじっとし、夜間に活発に動く夜行性だ。アメリカ国立医学図書館は、さそりに刺されても発熱や体の痛み、痺れや倦怠感などの全身症状が現れるのは1割以下の確率だとしている。ただ、これらの症状は命を脅かす可能性があるという。ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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