〝26億円横領〟事件 父子を起訴 地検はいずれの認否も明らかにせず【長野】

ヤマウラの子会社で26億円余りの不正な支出が見つかった事件で、逮捕された親子が3億6000万円を横領したとして起訴されました。
業務上横領の罪で起訴されたのは「ヤマウラ」元社員の男(63)とその息子で長野市の会社役員の男(35)です。
起訴状などによりますと、去年2月、父親が経理を担当していた「ヤマウラ企画開発」の預金3億6000万円を、息子の会社の口座に振り込んだとされています。地検伊那支部は、いずれの認否も明らかにしていません。
2人は他に、2億9000万円余りを業務上横領した疑いでも6日、再逮捕されています。
「ヤマウラ」の第三者委員会の調査では不正な支出は26億円を超えるとされ、警察が余罪について捜査しています。

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