「ミランを助けることができて嬉しい」今季ステップアップのアドリが充実感露わに「昨季より成長できた」

MFヤシン・アドリはミランでステップアップ[写真:Getty Images]

ミランのフランス人MFヤシン・アドリが、自身のステップアップについて喜びを示した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

アドリは2021年夏にボルドーからミランへの加入が決まると、1年レンタルでボルドーに留まったうえで2022-23シーズンからミラン入り。しかし、ピオリ監督からの信頼を得られず、加入初年度は公式戦6試合140分間のプレーにとどまった。

一方で、今季はチーム内での存在感が上昇。ここまで公式戦23試合に出場しており、セリエAでは序盤こそほとんど出番がなかったものの、年明けから主力の1人に定着して直近10試合すべてに出場している。

7日に行われるヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのㇲラビア・プラハ戦に先立った記者会見に出席したアドリは、ここまでの成績に満足しているとコメント。チームメイトやファンへの感謝を述べつつ、この調子を続けていきたいと意気込んだ。

「チームでの役割は選手にとって重要な要素だ。僕は今シーズン、役割を変えられたと思っている。昨季は、僕の上に質の高い選手がたくさんいたこともあり難しかった。簡単ではなかったけどハードワークをしてきたし、監督やスタッフ、チームに感謝しないとね」

「ミランでプレーし、チームを助けることができるのは嬉しいよ。フランス代表としてのプレーも目標だけど、その道のりはまだまだ長い。今はミランと今シーズンのことしか考えていないんだ」

「スタッフの働きやチームメイトの協力のおかげで、昨シーズンに比べて成長できた。この調子で続けなければならない」

「ㇲラビア・プラハ戦はミランのみんなにとって重要だ。これはチャンピオンズリーグではないが、僕たちはこの大会をとても大切にしている。彼らはフィジカルが強く、試合全体に激しさを与えてくるだろう。それは理解している」

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