自民党・鈴木馨祐衆院議員登場!自公連立が25年続く秘訣とは?なぜ野党はまとまれない?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2024年3月5日に公開された動画ではゲストに自由民主党衆院議員の鈴木馨祐氏をお招きし、自公連立について語っていただきました。

野党がまとまれないのはなぜ?

【このトピックのポイント】
・自公連立が長続きしているのは時代に合った政策や改革を行うことで一致できているから
・民主党政権が長続きしなかったのは自分が思う正しさ以外を許容できなかったから
・野党共闘は国民にとって必ずしも良いものではない

鈴木氏のプロフィールは以下の通りです。

もともと財務省の官僚だった鈴木氏。政治家を目指すきっかけになったのは2001年のアメリカ同時多発テロ事件でした。

その時にどの政策も平和が続くことを前提に成り立っていることを実感し、安全保障や気候変動など、人の生活の根幹にあるものを守らなければいけないという危機感を感じたとのことです。

また、ニューヨークで仕事をしていた時に、「日本人は優秀なのにパフォーマンスを発揮できていない」と感じ、その原因が規制にあるのではと感じたことも政治の道に進むきっかけとなりました。

規制改革や構造改革への思いの強さはこの原点ゆえなのかもしれません。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして鈴木氏に回答していただきました。

自公はまとまれるのに野党はまとまれないのはなぜ?

自民党と公明党の連立政権が発足して25年になります。一方で野党は共闘に向けた動きを見せつつも自公のようにまとまることはなかなかできていません。

なぜ自公政権はここまで長続きしているのでしょうか。MC鈴木邦和の問いに対し鈴木氏は「色んな意見がぶつかって、結果として良いものが出てくるという感覚が共有されていると思う」とコメント。

さまざまな立場の人間がさまざまな意見をぶつけ合い、時には自分が100%賛成できるものでなくても時代に合った政策や改革であれば、それを前に進めていくことができることが自公政権の強みであると説明しました。

MC鈴木「逆に野党はそのプロセスはうまく言ってないんですかね?」

鈴木氏「うーん、民主党政権は特にそうでしたよね」

民主党政権について、鈴木氏は「自分が正しいと思うこと以外の許容範囲が狭かった」と分析。

あくまで外側から見えたものとしつつ「うまくいかなかった理由は絶対的に正しいということを言う人が多すぎて、結果的に何も決められなかったというところがあるんじゃないか」とコメントしました。

また、国際情勢が不安定で安全保障の重要性が高まる中、最も重要な柱として「国民の生活と命を守る」という点について自公はかなり一致していると鈴木氏。

「(野党は)色々な政党がいらっしゃる中でどうコンセンサスを取るんだろうって心配なところはありますね」とコメントしました。

ただ、外交と安全保障、特に防衛に関するところでは自公でもスタンスの違いが垣間見えることはあります。そこはどのように折り合いを付けているのでしょうか。

その点をMC鈴木が問うと、鈴木氏は意見の一致点を確認しつつ議論を重ねることが重要とコメント。意見の相違点ではなく、共通点に目を向けることがまとまるためのポイントなのかもしれません。

今年、解散があるのではとささやかれるなか、野党各党の関係性に一段と注目が集まっています。

MC鈴木「自民党としては野党はバラバラに選挙を戦ってくれた方がいいですよね?」

この問いに対し「国民の皆さんが納得できる投票先があることが大事」と鈴木氏。「無理やりまとめることが国民にとって良いのかという問題はある」とコメントしました。

前回の衆院選では、野党共闘の結果「立憲共産党」との批判もありました。鈴木氏はそのことを踏まえ、野党共闘は必ずしも純粋な票の足し算にはならない点を指摘しました。

鈴木氏が支部長を務める神奈川7区は若い候補が激突する、選挙ドットコムも注目の選挙区。野党はまとまるのかどうか、どのような戦いになるのか目が離せません。

動画本編はこちら!

自公連立から四半世紀!ここまで長続きしているのはなぜ?野党にはなぜできない?

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