土日 強烈な寒気流入 関東北部や北陸など警報級の大雪のおそれ

日本の東で急速に発達する低気圧の影響で
きょうの午前中は関東~東北の太平洋側で雪が降りました。

関東南部の平地でも雪が積もり、
きょう午前7時には、さいたまで4センチ、
東京と横浜で1センチの積雪を記録しました。

東京や横浜で雪が降り、1センチ以上の積雪を観測したのは
先月5日以来、約1か月ぶりです。

関東などで雪をもたらした低気圧は離れつつありますが、
日本海には別の低気圧があり、
あすにかけて東北地方を通過する見込みです。

低気圧が通過した後は、西高東低の気圧配置となり、
この土日は、上空に強烈な寒気が流れ込むでしょう。

寒気の中心付近は、上空約5,500mで-42℃以下という
真冬でも数回、来るか来ないかの強い寒気です。

この非常に強い寒気の影響で、あす9日(土)は
新潟県や長野県北部、関東の北部を中心に
大気の状態が不安定となるでしょう。

10日(日)にかけても雷を伴って雪の降り方が強まり、
警報級の大雪となる所があるでしょう。
大雪に注意・警戒し、
落雷、竜巻などの突風、ひょうにもご注意ください。

一方、太平洋側は、土日は晴れる所が多いですが、
近畿や東海では、あす(土)の午前中は
にわか雨やにわか雪の可能性があります。

気温は平年並みかやや低く、
北風が強く吹くため、気温以上に冷たく感じられそうです。

この土日はまだ冬用のコートなどを着て、
風を通しにくい服装でお過ごしください。

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