水を活用した「持続可能な街づくり」を 「水都信州week」始まる【長野・松本市】

生活に欠かせない「水」についての理解を深めてもらおうと、信州大学が企画したイベントが松本市で始まりました。
8日から2日間の日程で開催される「水都信州week」。トークセッションや研究展示を通して、水を活用した持続可能な街づくりを考えてもらおうと、企画されました。
信州大学は専門の研究拠点を設けるなど「水」分野の研究を強化しています。
トークセッションでは遠藤守信特別栄誉教授は、「世界の水課題」などをテーマに話しました。

■信州大学・遠藤守信 特別栄誉教授
「サステナブルな水を作り出すこれが科学そして大学に課せられた大きなテーマになる」
SDGsの目標の一つが、「安全な水とトイレを世界中に」です。

国連広報センターによりますと、世界人口のおよそ40%が水不足の影響を受けています。

■遠藤守信特別栄誉教授
「地域の水の素晴らしさを認識しながら、世界に先駆けて健康になる水を作り世界で水で困っている人々を救済する」

9日は小中学生などを対象にした水を使った体験イベントも開かれます。

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