佐伯市宇目の自然と食「自転車で巡り堪能を」 デジタルスタンプラリー開催【大分県】

サイクルデジタルスタンプラリーに出発する参加者=佐伯市宇目
キックオフイベントで自転車の一本橋渡りを楽しむ参加者=佐伯市宇目の道の駅宇目第2駐車場

 【佐伯】佐伯市宇目地域を舞台に、自転車で観光施設や名所に設けたチェックポイントを巡る「うめサイクルデジタルスタンプラリー」が催されている。24日まで。サイクルツーリズムの推進と地域のPRを兼ね、市と宇目地域創生支援協議会が初めて開催。17カ所のポイントのうち10カ所を回ると、景品が当たる抽選に応募できる。

 自転車に乗って目的地に向かい、設置されているQRコードを利用したデジタルスタンプをスマホやタブレット端末で読み取る仕組み。

 対象のチェックポイントは宇目の里陶芸工房、ととろのバス停、唄げんかの湯木浦名水館―など。市のホームページやチラシにあるQRコードからエントリーすると一覧表を見ることができる。10カ所を巡って応募すると、うめキャンプ村ケビン宿泊券(3人)や宇目特産品セット(12人)が当たる。

 3日、道の駅宇目の駐車場でキックオフイベントがあった。同協議会長の阿南久米昭市宇目振興局長が「宇目の豊かな自然とおいしい食を堪能し、豪華景品をゲットしてほしい」とあいさつ。県内外から訪れた約60人が風船割りや自転車での一本橋渡り、玉入れ競争を楽しんだ後、スタンプラリーに出発した。

 福岡県福津市から参加した公務員福田周一さん(56)は「良いサイクリングコースがあるので楽しんで回りたい。宇目の面白いところを知ることができれば」と話した。

 参加無料。問い合わせは同振興局(0972.52.1111)。

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