マカオ、路上でショートパンツ姿の女性と故意にぶつかり太もも触る…地元の50代の男逮捕

セクシャルハラスメント罪で逮捕、検察院送致された男(写真:マカオ治安警察局)

 マカオ治安警察局は3月8日、マカオ半島の世界遺産ドン・ペドロ5世劇場に近い龍嵩正街で中国本土出身の女性(30代)にセクシャルハラスメント行為をしたとして、マカオ人の自称内装工の男(50代)をセクシャルハラスメント罪で逮捕、検察院送致したと発表。

 同局によれば、同月4日午後5時頃、被害者が単独で歩いていたところ、正面から近づいてきた男が故意に肩をぶつけられた上、手で太ももを触られ、その後に振り返って被害者を一瞥してから立ち去ったといい、恐怖心を覚え、またセクハラ行為を受けたと感じて同局へ通報したとのこと。被害に遭った際、被害者はショートパンツ姿だったという。

 通報を受けた警察が捜査に着手し、「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して被疑者の身元を特定。事件発生翌日に同局へ呼び事情聴取を行ったところ、被疑者は故意に被害者へ近づいて太ももを手で触ったなどと供述し、犯行を認めたとした。

© 大航海時代新聞出版社有限公司