マカオの新監獄建設現場で労災事故発生…3人負傷、トレーラーの荷台から鉄骨が滑り落ちる

マカオ当局による事故現場の状況確認の様子(写真:DSAL)

 コロアン島の九澳エリアにある新監獄の建設現場で3月9日午前、労災事故が発生した模様。

 マカオ政府労工事務局(DSAL)は3月9日午後に発表した内容によれば、この事故で建設作業員の男性3人(マカオ人1人、海外労働者2人)が負傷したとのこと。うち海外労働者1人が骨盤骨折の重傷、残る2人はいずれも軽傷という。

 事故発生を受けて同局の職員が現場へ急行し、状況を確認。初歩調査の結果、トレーラー1台が鉄骨の積み下ろし準備を進めていた際に鉄骨が滑り落ち、作業員の男性3人に当たるなどしたといい、事故原因について引き続き調査を進めているとした。

 同局では、今回の労災事故を注視しており、負傷者を慰問するとともに、賠償に関するフォローアップについても協力する考えを示した。

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