あす11日(月)は東シナ海で前線を伴った低気圧が発生し、あさって12日(火)にかけて本州の太平洋側沿岸を通過する予想です。低気圧が発達しながら通過する予想で、西・東日本太平洋側を中心に雨脚が強まり、風も強まる恐れがあります。
あすの夕方以降、九州から雨雲がかかりはじめ、夜遅くにかけて中・四国へと広がります。あさっての午前中は四国や紀伊半島の太平洋側を中心に雨が強まる時間があります。午後は東海や関東の太平洋側や伊豆諸島で雨雲が発達するでしょう。
愛知県や静岡県には大雨警報の発表される可能性【中】の早期注意情報が出ています。また、落雷や突風などにも注意が必要です。
今回の低気圧は暖気主体で寒気は北側へ押し上げられるため、雨で降る所が多いでしょう。積雪の多い地域では融雪が進む恐れがあり、雪崩に注意が必要となります。雪崩による事故が相次いでいますから、登山やスキーなど雪崩に巻き込まれないようにくれぐれもお気をつけください。
