「もしも」の時への対策は万全?東日本大震災から13年

13年前の今日、2011年3月11日(金)に
「東日本大震災」が発生しました。

14時46分に三陸沖の太平洋を震源として発生した
超巨大地震(東北地方太平洋沖地震)による災害を総称して
「東日本大震災」と呼ばれています。

地震の規模はマグニチュード9.0で
日本の観測史上、最大規模となりました。

宮城県栗原市では最大震度7を観測。

震度7を観測されたのは
1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、
2004年の新潟県中越地震 以来、史上三度目でした。

本震とそれに伴う大津波、その後の余震は
東北から関東にかけての東日本一帯に甚大な被害をもたらし
日本における戦後最悪の自然災害といわれています。

東日本大震災から得られた教訓は
当時を知らない世代、そのまた次の世代にも
受け継いでいかなければなりません。

まだ記憶に新しい、今年1月1日に発生した
「能登半島地震」では、東北地方太平洋沖地震
以来となる大津波警報の発表がありました。

大津波警報は予想高さ5m、津波警報は予想高さ3m、
津波注意報は予想高さ1mで発表されます。

東北で東日本大震災を経験した方の中には
「周りに海など見えない所でも、津波が来た」
とお話してくださった方がいました。

津波が来ると分かったら、
「ここなら大丈夫」と思わずに
とにかく高い・海から遠い場所へ逃げる。

警報・注意報が解除されるまで
海岸や河川には、絶対に近づかない。

これらのポイントを忘れずに、大地震が起こった時は
周りへの呼びかけもできると尚よいでしょう。

また、普段からお住いの地域や職場・学校、
よく行く場所などのハザードマップを確認しておき、
避難場所を何地点か覚えておくことが大切です。

家庭では固定した家具の点検・配置の見直し、
防災グッズの点検、非常食の賞味期限チェック、
災害時の避難場所・家族との合流場所の確認など
しっかりと話し合っておく必要があります。

たとえば「毎月初めに確認する」などと決めて、
定期的に行うとよいでしょう。

大地震は、ある日突然 起こります。

日常は、ある日突然 壊されます。

日本という地震大国に住んでいる以上、
これまでの震災の教訓を最大限に活かして
防災に努めていきたいですね。

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