【尾東】受配電設備メーカーの河村電器産業(本社瀬戸市暁町、水野一隆社長)は、福島県郡山市で建設を進めていた「郡山工場」が、4月1日から稼働すると発表した。
新工場は国内7番目の工場で東北地方初の生産拠点となる。敷地面積は約3万9千平方メートル。工場棟と厚生棟「AQURIO」、ラボ棟「LABO」の3棟で構成する。高圧受変電設備(キュービクル)や分電盤を生産し、東北地方を中心に供給する。
ラボ棟では脱炭素社会に向けたエネルギー関連技術の研究を行い、最適な製品提案ができる工場をめざす。
また、6日から同社公式ユーチューブチャンネルで、新工場の様子を紹介した動画「Koriyama Plant movie」を配信している。