OS☆Uが、3月9日（土）にZephyr Hallにて＜OS☆U 夏川愛実 卒業ライブ 〜未来への架け橋〜＞を開催した。
夏川愛実は、2016年7月に7期生としてOS☆Uに加入。当初は決して目立つ存在ではなかったが、地道な努力と持ち前の笑顔、素直な性格で、2021年にOS☆Uのキャプテンに就任。後輩からも愛され、人気もトップクラスと文字どおりチームの大黒柱としてOS☆Uを引っ張ってきた。
この日のZephyr Hallは、キャパ最大となる600人を超える観客で来場。フロアに入りきれずロビーのモニターで観覧する人もいるほどであった。
予想以上の集客で、予定より30分程遅れで開演。夏川本人が作ったオープニングムービーから、OverTureでメンバーが登場し、いきなりOS☆Uの定番曲「ガンガン☆ダンス」でスタート。冒頭から会場は熱気の渦と化す。続いてK-POPとのハイブリッドが話題の「恋するカヌレ」を披露。メンバーも夏川の有終の美を後押しすべくキレキレのパフォーマンスを惜しげもなくくり出していく。
MC後は「バチバチスパークメラメラ本領発揮モード」、元OS☆Uのセンターで現在は東京でGenesis Girlとして活動する香田メイが後輩に向けて綴った楽曲「君が紡ぐ未来」とトップスピードな展開が続いていく。
映像に7期の白戸遥と夏川の映像が映し出されると、夏川とすでに卒業した白戸遥がサプライズでステージに登場。久々に集った同期2人は「スタートアップだっ！」を笑顔でパフォーマンス。会場はまたもやヒートアップしていく。
同期の2人が仲睦まじいMCを展開した後、再び映像が流れ、卒業生の斉藤めぐ、香田メイ、佐々木菜摘、伊咲萌香、山本紗愛、江本梨花の6人が颯爽と登場し、「Get Smile 〜10years Anniversary〜」を熱唱。コロナ禍をともに過ごした7人の絆がそうするのであろうか、久々のパフォーマンスとは思えない一糸纏わぬダンス＆フォーメーションを魅せ、会場に彩りを添えていく。その後は香田リン、出雲やえを加えた9人で2年前の想い出の曲「Take Forever」をアクト。フロアはエモい空間と割れんばかりの歓声に包まれた。
卒業生が去った後は、夏川自身のソロ曲「ダイスキス」を歌唱。ファンと一緒に投票で勝ち取った同曲に呼応するように黄緑色のペンライトが無数に瞬く。
2022年大須商店街のテーマソング「Run & Run 」「チクタク☆ラブ」「I Say Good-Bye」と王道ソングを経て、愛知県トラック協会のテーマソングでハートウォーミングなミディアムナンバー「笑顔の架け橋」で本編は終了した。
アンコールは、夏川の想い出を辿るムービーが流れた後、黄緑に彩られた艶やかなドレスで夏川愛実が登場し「大切な場所がここにあるから」を熱唱。ペンライトが無数に輝き、客席は幻想的な空間に包まれる。歌唱後はこの日のために作られたオリジナルの夏川Tシャツでメンバーが登場。
卒業証書授与式には、結成依頼初めてとなる代表取締役・油布賢一が直々に登場し、夏川への労いを込めつつ卒業証書を読み上げる。その後、香田リンが涙で夏川へ感謝の気持ちを述べると、後輩思いの夏川愛実は、今後のOS☆Uへの変わらぬ応援を涙ながらに観客に嘆願。会場は涙と感動に包まれた。
卒業メンバーが再び登場し、総勢15人で「やっぱ好きでしょ」、既存メンバーで最新曲「ぎゅっと」をパフォーマンス。この日1番の盛り上がりで最高のクライマックスを迎えてアンコールを終えると思いきや、なんと会場から、想定外のダブルアンコールが沸き起こり、メンバーやスタッフの嬉しい戸惑いの中、再度15人で「やっぱ好きでしょ」を披露。メンバーと観客が一体化し笑顔と拍手と歓声に包まれ、彼女の7年7ヵ月のアイドル人生は幕を閉じた。
夏川愛実は、2023年ZIP-FMナビゲーターコンテストにて準グランプリを獲得。今後はラジオパーソナリティを中心に、地元名古屋・大須でタレント活動を続けていく。
そして、12期生と13期生だけになる新生OS☆Uは、先輩の礎を紡ぎこれからも進化を止めず、地元・名古屋大須商店街から超絶元気を発信していく。引き続き夏川愛実、OS☆Uとその関連グループを見続けてほしい。
夏川愛実 コメント
ついに、OS☆Uを卒業しました。
OS☆Uの長い歴史の中で、7年7ヵ月間活動できたことを嬉しく思います！
OS☆Uとしてのアイドル活動は、時に苦しいことつらいこといろんなことを乗り越え、楽しいこと嬉しいことをファンのみんなやメンバーと共有して、目まぐるしい日々でした。
OS☆Uの活動を通して見つけた新たな夢に向かって、これからも自分らしく突き進んでいきます！
＜OS☆U 夏川愛実 卒業ライブ 〜未来への架け橋〜＞
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