レンジ発酵とは?焼くまで40分でできる簡単パンレシピ

レンジ発酵とは?焼くまで40分でできる簡単パンレシピ

初心者でも簡単&時短でパン作り

パン作りといえばこねる作業や発酵に時間がかかるなど大変なイメージがあって、手を出しづらい方も多いのではないでしょうか。 今回ご紹介するレンジ発酵のパン作りは、こね不要で発酵もスピーディー! 初心者の方でも簡単にあっという間にパンが焼き上がる作り方です。

レンジ発酵とは

今回ご紹介する「レンジ発酵」とは、電子レンジのあたため機能を活用してパン作りの工程や発酵時間を大幅に短縮する方法。 大部分のレンジには庫内を発酵しやすい温度(35℃前後)に保つ「発酵機能」が備わっていますが、その機能を使う方法ではありません。 一般的なパン作りは、まず生地をこねて刺激を与えることによってグルテン膜を作ります。そして暖かい場所に置くと酵母(イースト)が炭酸ガスとアルコールを生成し(=発酵)、生地が膨らみます。 このこねと発酵という2つの工程を、電子レンジのあたため機能を利用して一気にやってしまおう!というわけです。

レンジ発酵を行う際のポイント

レンジ発酵でパンを作る上で注意すべきポイントをチェックしましょう。

材料を混ぜる順番に気をつける

最短で発酵させたいので、できるだけ発酵がスムーズに進む順番で材料を混ぜることが重要です。 イーストとイーストの働きを助ける砂糖は同時に入れ、イーストの働きを阻害する塩は少し後で入れてください。

材料をしっかり混ぜる

このレシピはこねずに混ぜて生地を仕上げるため、ダマになりやすいので注意! 何回かに分けて材料を入れ、その都度しっかり混ぜてムラのない均一な状態にする必要があります。 手順は、後述するレシピをご参照ください。

乾燥しやすいのでラップをかける

レンジのあたため機能は乾燥しやすいので、生地をあたためる際にはラップをかけましょう。

打ち粉を使う

レンジ発酵をするために水分量と酵母量が多めの配合になっています。 ベタつきやすいので、生地や台に適宜打ち粉(分量外の強力粉)を振って作業しましょう。

早めに食べ切る

酵母量を多くして短時間で発酵させているので、パンの老化(=パサついたりかたくなったり)が速くなります。 できるだけ焼き立てのおいしいうちに食べましょう。

レンジ発酵で作る基本の丸パンレシピ(6個分)

ふんわりもっちり食感♪少し甘めのプチパンが作れるレシピです。

材料

  • 強力粉…150g

作り方

1. 耐熱ボウルに牛乳とバターを入れる。 電子レンジ600Wで40秒間加熱し、人肌(36~37℃)に温める。取り出してバターを混ぜて溶かす。

簡単アレンジ

ご紹介したレシピはシンプルな配合なので、アレンジも簡単。 作り方10で生地を丸める際にチョコやチーズを包むと、チョコパンやチーズパンが作れます。

ポイントを押さえてレンジ発酵に挑戦してみよう

今回は、時短&簡単にパンが作れるのが魅力のレンジ発酵についてご紹介しました。 いくつかの大事なポイントを押さえれば手作りパンが楽しめます。 まだパン作りをしたことがない方も、この機会にぜひチャレンジしてみてください。

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