自動運転高速貨物輸送サービス、北京・天津間で運行開始

自動運転高速貨物輸送サービス、北京・天津間で運行開始

 【新華社北京3月11日】中国で自動運転技術の開発を手掛ける新興企業、小馬智行(ポニー・エーアイ)と中国の国有複合企業、招商局集団傘下の物流大手、中国外運(シノトランス)はこのほど、北京市と天津市の関係部門による資格認定を受け、両市間往復の高速幹線物流貨物輸送ネットワークを開通させた。同一省・直轄市内限定の試験運転区域を越え、京津塘(北京市-天津市中心部-天津市塘沽区)高速道路の北京区間と天津区間で自動運転による高速貨物輸送サービスを提供、華北地域の自動運転レベル4(L4)の大型トラック物流を実現した。自動運転による省・自治区・直轄市をまたぐ高速貨物輸送の実現は初となる。(記者/龐元元)

© 新華社