どうする?「一生モノのプロポーズ」 一世一代の勇気を後押す、救世主的“支援サービス”があった!

大好きな彼女にどうやってプロポーズする?

一生に一度の想い出になるであろうプロポーズ。「最高のシチュエーションでプロポーズをしたい」という思いを叶えるサービスが注目されている。そのサービスとは、ウエディングサロンイノウエを展開する『いのうえ株式会社』(神戸市長田区)が手掛ける「プロポーズ神戸」だ。代表取締役会長、井上芳昌さんに話を聞いた。

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かつては80名以上の大人数で行われることが多かった結婚式・披露宴。だが30年ほど前、阪神淡路大震災あたりを境に60名前後の中人数パーティをメインとしたハウスウエディングが増加。規模はコンパクトになりつつあった。そして最近では親族などの身内だけで行うという形で、より小型化していると井上さんはいう。

そんな中、井上さんは「結婚式よりも前の段階で顧客と仲良くなる方法」を模索した。

「結婚する二人が一緒になるためのスタートはプロポーズなので、そこで何か役に立ちたいという思いがありました。そこで、3年ほど前から始めたのが『プロポーズ神戸』でした」(井上さん)

利用者はプロポーズの方法や行う場所、渡す花などの相談&指定・手配を依頼できる。例えば、提携しているラグジュアリーな雰囲気のフレンチレストランで食事をし、席を外すフリをしてプロポーズの準備へ。タキシードに着替えて登場し、花を渡してプロポーズといったイメージだ。

同社はウエディングサロン運営会社ということもあり、タキシードは無料で貸し出しをしている。「赤いバラを108本渡したい」「キャンドルの明かりの中でプロポーズしたい」といったオーダーもあるそうで、演出方法については希望をしっかりヒアリングしながらアドバイスをしているとのこと。

同サービスにより、これまでに750組ほどをサポートしてきたという。普段こうした計画を考えたこともなかった人が、プロポーズとなると急きょ計画を練らなければならないため、「手助けしてもらえてうれしい」という声も多数届いているそうだ。

※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2024年2月6日放送回より

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