震災への備え 災害時の車両無償貸出へJU北海道が協定締結

東日本大震災の発生からきょうで13年です。

災害時に迅速に支援を行おうと、道内の中古車販売の団体=JU北海道が、被災者を支援する協会と協定を結びました。

JU北海道と協定を締結したのは、宮城県石巻市の一般社団法人・日本カーシェアリング協会です。この協会は東日本大震災をきっかけに設立され、災害で車を失った人や支援活動を行う団体などに、寄付された車を一定期間、無償で貸し出しています。

協定は災害時に両者が連携して迅速な支援を行う目的で、JU北海道は加盟する1030社に車両の提供を呼び掛けます。日本カーシェアリング協会が道内で協定を結ぶのは初めてです。

日本カーシェアリング協会・吉澤代表理事「ある程度車を確保できるか否かが人を助けられるかどうかを分ける。今回協定を結ぶことができたのは備えとして非常に大きい」

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