アカデミー賞獲得『ゴジラ-1.0』、U-NEXTなら過去作“ほぼすべて”無料視聴も可能!

第96回アカデミー賞で、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞した。作品の主人公は戦争から“生きて帰ってしまい”、苦しみを背負う敷島浩一(演:神木隆之介)であるが、本作は70年の歴史を持つ「ゴジラシリーズ」であるため、実質的にゴジラといって差し支えない。

(C)2023 TOHO CO., LTD.  第96回アカデミー賞にて『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞。めちゃくちゃめでたい

現実には存在しない空想の存在であるゴジラを「真正化」させる特殊撮影技術(SFX)。フィルム、ビデオ映像に対し、美術・光学処理などで非日常の世界を創り上げる撮影技法が転じてジャンルの総称ともなった「特撮」だが、CGが使用され始める80年代以降は、撮影後のポスプロ段階で付与される視覚効果(VFX)がメインストリームに。スーツで演出されていたゴジラのような巨大怪獣がCGで描かれることも珍しくなくなった。

『ゴジラ-1.0』でのゴジラも、その例に漏れず、CGで表現されている。ゴジラという存在を恐ろしくも魅力的に描き出したVFXチーム「白組」の映像技術が映画界の祭典で評価され、視覚効果部門でのアカデミー受賞を実現した。本作で描かれたゴジラに対して捧げられる最大の賛辞である。架空のキャラクターは選考外であることを考えると、主演男優賞を獲得したようなものではないか。

上記の通り『ゴジラ-1.0』では、山崎貴監督の指揮の下、CGという表現手法でゴジラを魅力的に描いたわけだが、70年の歴史では、その時代に応じた創意工夫でゴジラが表現されてきた。それぞれの魅力が褪せることなく、長く愛されたからこそ「日本初のアカデミー視覚効果受賞作品」である同作が産まれた。これは文字通り、ゴジラが日本映画史に巨大な足跡を残したようなものである。ありがとう、ゴジラ…。

そんな記念すべき日は、過去作品を思う存分に浴びて悦に浸りたい…!という方にオススメの動画配信サービスがU-NEXTである。

権利的な問題からか、シリーズ第3作目の『キングコング対ゴジラ』は配信されていないが、それ以外の実写劇場作品はコンプリート。特撮の神様円谷英二が未曾有の映像表現に挑戦したシリーズ1作目『ゴジラ』(1954年)はもちろん、主な表現方法として初めてCGが採用された『GODZILLA』(1998年)なども配信中。「精巧なミニチュア特撮あってのゴジラ」と、その魅力を再確認するも良し、映画の殿堂ハリウッドで評価されたゴジラを思いながら「シリーズにおけるCG表現の進化」に思いを馳せるのもオツなものだろう。

U-NEXTでの「ゴジラシリーズ」配信作の一部

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