中国の映画興行収入、年初来150億元突破

中国の映画興行収入、年初来150億元突破

浙江省杭州市の映画館での春節映画のポスター。(2月16日撮影、杭州=新華社配信/竜巍)

 【新華社北京3月12日】中国の映画興行データ分析アプリ「灯塔専業版」によると、1月から3月10日までの国内映画興行収入(前売りを含む)が150億元(1元=約20円)を超えた。チケット販売枚数は3億3300万枚、上映回数は2816万2600回に上り、チケットの平均価格は45.1元だった。

 興行収入トップ3には、安藤サクラ主演の映画「百円の恋」(2014)のリメーク作「熱辣滾燙(ねつらつこんとう)」、日本でも公開されたカーアクション「飛馳人生(ペガサス)」(2019)の続編「飛馳人生2」、張芸謀(チャン・イーモウ)監督のコメディードラマ「第二十条」がランクインした。10日時点の興行収入は「熱辣滾燙」が34億5千万元、「飛馳人生2」が33億4千万元、「第二十条」が23億9千万元だった。コメディアニメ「熊出没」シリーズの最新作、「熊出没・逆転時空(ブーニーベア:タイムツイスト)」は19億5千万元で4位となった。

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