Rソックスの新戦力ジオリトが右ひじの手術へ 今季全休が濃厚に

日本時間3月12日、レッドソックスはパイレーツとのオープン戦に1対0で勝利したあと、新戦力右腕のルーカス・ジオリトが右ひじの手術を受ける予定であることを発表した。手術は日本時間3月13日に行われる予定となっており、右ひじ内側側副靭帯の損傷の程度によって、トミー・ジョン手術を受けるか、インターナル・ブレイス手術で済ませるかが決まることになるが、詳細は明らかにされていない。いずれにせよ、ジオリトが今季を全休する可能性は極めて高くなった。

レッドソックスのアレックス・コーラ監督は「どの程度の故障なのか、我々もまだわからないんだ」とコメント。「靭帯の問題であることはわかっている。明日、手術を受ける段階になれば、より詳細なことがわかるだろう。手術の種類はまだわかっていない」と話すにとどめた。ジオリトはアラバマ州バーミンガムでジェフリー・デュガス医師による手術を受ける予定だという。

現在29歳のジオリトはホワイトソックスのエース格として活躍していた投手であり、過去4度の2ケタ勝利を達成。2020年にはノーヒッターも記録した。昨季は7月下旬にエンゼルスへトレードされ、8月末にはウエーバーでガーディアンズへ移籍。3チーム合計で33試合に先発して8勝15敗、防御率4.88に終わったが、2年ぶり3度目となるシーズン200奪三振をクリアした。シーズン終了後にFAとなり、2年3850万ドルでレッドソックスに加入。先発ローテーションの柱となることを期待されていた。

ジオリトは日本時間3月2日のツインズ戦でオープン戦2度目の登板。このときに右ひじに違和感を覚えたという。米スポーツ専門チャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、ジオリトが右ひじ内側側副靭帯を部分的に損傷していることを報じており、2012年以来自身2度目となるトミー・ジョン手術を受ける可能性が高まっている。ほとんど登板できないまま、レッドソックスとの2年契約を終える可能性も出てきた。

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