【バンビシャス奈良】プレーオフ進出争い直接対決は1勝1敗に終わる

【バンビシャス奈良】プレーオフ進出争い直接対決は1勝1敗に終わる

2024年3月9日、10日、バンビシャス奈良は静岡市中央体育館でベルテックス静岡と対戦。

9日は70-69で勝利したが、10日は62-75で敗れた。

バンビシャス奈良 70-69 ベルテックス静岡(2024年3月9日)

©Bリーグ

1Q、中盤までは本多純平選手の3点プレーなどもあり競った展開が続いた。静岡に連続得点を許してしまい、リードされるも、古牧昌也選手とキャメロン・ジャクソン選手の得点で点差を縮め、12-15で終える。

2Q、特別指定選手として新加入の中谷衿夢選手がデビューを飾る。奈良はジャクソン選手がこのクォーターだけで10得点と、奈良の攻撃を牽引するが、静岡のオフェンスを抑えることができず、32-37でハーフタイムへ。

3Q、序盤に静岡に連続得点を許してしまい、点差を9点とされるも、中盤には奈良の連続得点で10点のランに成功し逆転。さらにシャキール・ハインズ選手が連続して3Pシュートを決め、51-46とリードして最終クォーターを迎える。

4Q、3分が過ぎようとしたところから、ハインズ選手、古牧選手、本多選手と3本連続で3Pシュートを成功させて点差を11点とする。しかし、その後は静岡に徐々に点差を詰められ、残り1分でついに同点とされてしまう。最後は笠井康平選手が決勝点となるレイアップを決め、70-69で奈良が勝利した。

©Bリーグ

小野秀二HCコメント

「前半は、チーム静岡に非常に高確率でシュートを決められてしまいました。とくに3Pシュートの確率が高かったので、ハーフタイムではそのことを選手たちに伝えました。後半は、我々らしいディフェンスで相手にプレッシャーをかけて、チーム静岡のシュートを落とさせることができたと思います。全体を通しては、うちのミスは少なかったんですけど、4Qの大事なところでミスが出てしまったので、ここは改善して、明日の試合に臨みたいと思います。」

バンビシャス奈良 62-75 ベルテックス静岡(2024年3月11日)

©Bリーグ

1Q、シェイク・ムボジ選手の得点で奈良が先制。奈良は連続得点で点差を広げると、27-17と2桁点差で終える。

2Q、奈良はフィールドゴール成功率が35.3%となかなかシュートを決めきることができず、徐々に静岡に点差を詰められてしまう。終盤までは1Qで築いたリードを守るも、最後に静岡に逆転を許してしまい、41-42と1点ビハインドでハーフタイムへ。

3Q、中盤にかけてはお互いに点を取り合い、競った展開が続いた。しかし、それ以降は静岡に11点のランを許してしまう。最後はハインズ選手が5点を返したことで点差を縮め、52-57で最終クォーターを迎える。

4Q、ジャクソン選手とハインズ選手を中心に得点を重ね、1点差までスコアを縮めることに成功した。しかし、それ以降奈良のシュートが決まらず、静岡に連続得点を許してしまい、62-75で敗戦。

©Bリーグ

小野秀二HCコメント

「なかなか2連勝できない節が続いている中、今日は本当にいい試合の入り方ができたと思います。それでも負けた一番の敗因は、我々が自滅したことです。最後のショットをことごとく落とす、決めきれなかったことで負けてしまったと思います。」

© 株式会社エヌ・アイ・プランニング