ことしのツール・ド・北海道中止 去年の死亡事故受け 安全対策まとまらず「間に合わない」 理事会開き決定

自転車ロードレースのツール・ド・北海道。去年の大会での死亡事故を受け、ことしの開催が見送られることになりました。主催するツール・ド・北海道協会がきょう、札幌市内で理事会を開き中止を決定しました。去年9月の大会では、上川の上富良野町の道道を走っていた選手1人が対向車線の乗用車と衝突して死亡しました。この事故で警備体制や車線規制のあり方、選手へのルール徹底などの課題が表面化し、主催者が今後に向けて議論を重ねてきましたが、安全対策がまとまらず、ことしの開催には間に合わないと判断しました。

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