何も言えなくてゴメン…「彼女が好きすぎる男性」の特徴5選

かわいい・きれいと言う

「彼女のことはすごくかわいいと思っている。でも、言えない」(29歳男性・公務員)

たまに「日本人男性は」という大きな主語で「彼女を褒めない。妻に愛していると言わない」と非難されますが、男性に理由を聞いてもキチンとした説明ができる人はまずいません。好きと思うほど言えなくなるそうで、彼女をマメに褒める男性は少数派です。

ならば、彼女をよく褒める少数派男性はなぜ気軽に言えるのかが気になるところですが、質問したところ「そういう性格だから? そういう文化に育ってきたからかもしれない」との回答でした。

「自分は彼女もほかの女性も平等に褒めている。父親がそういう人で母親が髪を切ったり、新しい服を着たりするとよく褒めていたから、それが当たり前と思っているのかも」(33歳男性・会社員)

連絡をすぐに返せなくなる

「即レスするとキモイと思われないかなとか、返信が少し遅い方が余裕あって良いかなとか。いろいろ考えてしまう」(28歳男性・専門職)

この男性は即レス派で、彼女と恋人同士になる前はLINEでも電話でもすぐ返していたといいます。でも、彼女として付き合い始めたら、「がっついていると思われたくない。余裕のある男に見られたい」と考えるようになり、あえて返信を遅らせるようになったそうで。

これは、いわゆる「付き合い始めたら彼氏が冷めた(ように見えるけれど本当はどうなの?)」という状況の真相かもしれません。
女性からすれば、がっつくのも余裕がないのも好きだからこそなので、まったく気にしなくていいのですが、それが男のプライドなのでしょうか。

奔放な愛情表現

「自分は性癖がちょっとSっぽいんだけど彼女には好き勝手できない」(35歳男性・会社員)

この男性は「彼女を大切にしたい」とのことで、サディスティックなプレイはしないと言います。しかも、本当はしたいのに我慢しているわけではなく、「彼女の前では性癖が変わる」とまで言うので愛の力は偉大です。

駆け引き

「彼女のことを信頼しているから駆け引きは必要ない」(33歳男性・会社員)

この男性は彼女と付き合う前は思わせぶりなアプローチもしたそうですが、恋人同士になってからはしなくなったといいます。本音を隠すことでむしろ関係が悪くなると感じるんだとか。
「彼女には気まずいことも正直に言うし、甘えたい時は素直に甘える」というラブラブ状態。本気で好きだからこそ姑息な手段で気を引こうとはしないのでしょう。

シャイな男性の本音を汲んで

「ガチで好きな人が『今は自分の彼女なんだ』と思うと、恥ずかしさとかどうしようもない感じが湧き上がってくる。そばにいるだけで満たされているので不愛想とか不機嫌とか思わないでほしい」(28歳男性・専門職)

男性は女性が考える以上にシャイで愛情表現は控えめなのでしょう。
付き合う前は気を引こうと必死でも、恋人同士になれば二人でいるだけで満足するようです。何も言わなくても胸の内では彼女への愛をひそかに高めているはず。

そんな男性の本音を汲めば、交際前と態度が少し変わっても気にならなくなります。「最近の彼が素っ気ない。嫌われた?」と不安に駆られることがなくなるでしょう。

<筆者情報>
沙木貴咲
ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。

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