ドキュメンタリー映画『ジョン・レノン 失われた週末』オノ・ヨーコとの“別離”が生んだ奇跡の18か月

映画『ジョン・レノン 失われた週末』が、2024年5月10日(金)より全国で順次公開される。

ジョン・レノンの“失われた週末”に迫るドキュメンタリー

ザ・ビートルズのリーダーで、ボーカルやギターなどを担当し、多くの楽曲を制作したジョン・レノン。映画『ジョン・レノン 失われた週末』は、ジョンと妻のオノ・ヨーコが別居していた“失われた週末”と呼ばれるプライベートな日々の真実に迫る、ドキュメンタリーだ。

映画『ジョン・レノン 失われた週末』は、ジョンとヨーコの個人秘書で、プロダクション・アシスタントを務めていた中国系アメリカ人、メイ・パンの証言により制作。ヨーコの強い希望でジョンとメイが過ごすことになった1973年秋から75年初頭にかけての18か月間が明らかとなる。

「 “ジョンとうまくいっていないの。あなたボーイフレンドいないわよね。彼と付き合って”」とヨーコから発案されたというメイ・パンは、ジョンとともに18か月間を過ごすことに。メイは「ヨーコの奇妙な発想は理解を超えていた。ヨーコは2週間しか続かないと思ってたけど 私たちは大恋愛に」とも発言している。

また、ジョンはこの間、メイの助けを借りて、最初の妻シンシア・レノンとの長男ジュリアン・レノンと再会することができたほか、アルバム『マインド・ゲームス』、エルトン・ジョンをゲストに迎え全米シングルチャート第1位を獲得した「真夜中を突っ走れ」を含む『心の壁、愛の橋』、名盤『ロックン・ロール』を創作した。

デヴィッド・ボウイやハリー・ニルソン、ミック・ジャガー、リンゴ・スターらとのコラボレーションや、ポール・マッカートニーとの久々の再会など、ビートルズ解散以降のソロキャリアのなかで最も多作で、充実したと言える日々を過ごした。

ジョン・レノン名曲やプライベート写真など紹介

劇中では、ジョンの名曲の数々や貴重なアーカイブ映像、ジョンとメイが互いの姿をとらえたプライベートな写真、イラストの名手として知られるジョンが贈ったユニークな描写の数々をふんだんに紹介。同時に、若き日のメイがジョンと共に過ごした忘れがたい日々を語る。

【作品詳細】
映画『ジョン・レノン 失われた週末』
公開日:2024年5月10日(金)
監督:イヴ・ブランドスタイン、リチャード・カウフマン、スチュアート・サミュエルズ
出演:メイ・パン、ジョン・レノン、ジュリアン・レノン、ポール・マッカートニー、デヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョン
原題:The Lost Weekend:A Love Story
字幕:松浦美奈
字幕監修:藤本国彦
配給:ミモザフィルムズ

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