腹直筋違和感で休養のジャッジ スケジュールに遅れも軽傷アピール 

腹部の違和感による休養が報じられていたアーロン・ジャッジ(ヤンキース)だが、どうやら最悪の事態には至らなかったようだ。日本時間3月12日の試合出場を回避し、MRI検査を受診することが報道されていたジャッジだが、検査の結果に問題はなかったようで、アーロン・ブーン監督は復帰時期について今週末にはスイングを再開できる可能性が「より高い」とコメント。この日行う予定だった打撃練習を回避し、出場可能と見込まれていた14日の試合も回避予定と調整に遅れは出ているものの、ジャッジ本人も開幕戦に向けて準備を進めていくことを明言した。

2022年にア・リーグのシーズン本塁打記録を更新し、3年連続で30本塁打を記録している主砲は違和感による休養について「これも野球選手であることの一部だと思う」とコメント。「11月から毎日スイングを続けてきたので少し消耗があったのだと思う」と軽傷をアピールした。また、ブーン監督も「問題になるとは思わない」と楽観視。故障が長引きやすい腹斜筋ではなく、腹直筋の違和感であったことも幸いといえそうだ。

チームは右肘の違和感によりMRI検査を受けたエース右腕のゲリット・コールがさらなる検査を要することが報じられており、開幕戦での登板が危ぶまれている状況。長期離脱となる可能性も考えられ、打線の柱であるジャッジにかかる期待はより大きいものとなっている。今年のオープン戦は6試合で打率.143、0本塁打とメジャーデビュー以降のオープン戦では自身ワーストの数字となっており、開幕戦までに万全の状態へ戻せるかどうかが問われそうだ。

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