中国（山東）自由貿易試験区青島エリア。（資料写真、青島＝新華社配信）
【新華社済南3月13日】中国山東省青島税関が11日に発表した同省の1～2月の貿易額は前年同期比3.6％増の4608億元（1元＝約21円）となった。うち輸出は6.5％増の2739億8千万元、輸入は0.3％減の1868億2千万元だった。
貿易方式別では、一般貿易額が6.1％増の3039億2千万元で全体の66.0％を占めた。保税物流方式は20.1％増の806億9千万元、加工貿易は16.4％減の687億5千万元となった。
主要貿易相手別では、東南アジア諸国連合（ASEAN）が16.5％増の878億6千万元、欧州連合（EU）が1.8％増の427億元。上位4位のASEAN、EU、米国、ロシアの合計で全体の45.0％を占めたほか、「一帯一路」共同建設国が2.3％増の2574億3千万元で55.9％を占めた。地域的な包括的経済連携（RCEP）協定加盟国は5.5％増の1694億6千万元となった。
輸出品目別では、機械・電気製品が6.4％増の1278億2千万元で輸出全体の46.7％を占め、うち自動車部品が7.9％増の203億8千万元。労働集約型製品は3.3％増の435億元、農産物は13.9％増の235億1千万元だった。
輸入品目別では、原油が8.0％減の495億8千万元で輸入全体の26.5％を占めた。金属鉱・鉱砂は29.4％増の348億元、機械・電気製品は14.5％減の268億1千万元、農産物は1.4％増の245億3千万元となった。
