BMW M3セダンに6速MT搭載の限定車が登場。MT仕様を手に入れる最後のチャンスだ!

2024年3月13日、ビー・エム・ダブリュー株式会社(以下、BMW)は、BMW M3にマニュアル・トランスミッションを搭載した限定車「BMW M3 MT Final Edition(エムスリー・エムティー・ファイナル・エディション)」の注文を、2024年3月13日〜同年3月27日午後11:59まで、注文受付専用ウェブサイト上で受け付けると発表しました。

150台限定で発売される「Mハイ・パフォーマンス・モデル」

ゴールドに塗装されたアルミホイールはBMW M3 MT Final Editionの専用装備品です。

「BMW M3 MT Final Edition」は、ドイツ・ツーリングカー選手権でBMW M3が初優勝を飾ってから35周年を迎えることを記念して作成される限定車です。

M3(セダン)をベースにした本モデルは、日本国内では150台限定で販売されます。注文数が限定台数を上まわった場合には抽選が行われ、24年5月終わりまでに当選者が発表される予定です。

納車開始は本年第二四半期以降を予定しています。また150台の外装色内訳は、アルピン・ホワイト50台、ブラック・サファイア50台、Mブルックリン・グレー50台で、販売価格は1420万円です。

圧倒的なパフォーマンスと日常性能を融合

こちらは標準仕様のM3セダン。2021年9月に日本に導入されました。

BMW M社が開発する高性能マシンMモデルには、サーキットでの本格的な走行を可能とした「Mハイ・パフォーマンス・モデル」と、サーキットで培われた技術を採り入れることで走行性能を高めた「Mパフォーマンス・モデル」の2種類があります。

そのうち、今回発表された限定車「BMW M3 MT Final Edition」は前者の「Mハイ・パフォーマンス・モデル」に位置づけられる仕様です。

そしてBMW M3 セダンは、サーキットでの圧倒的な走行性能を発揮するハイ・パフォーマンス・モデルですが、4ドアのセダンボディとすることで、日常走行での実用性も兼ね備えたドライビング・マシンです。

限定車ならではの装備がてんこ盛り

ゴールドのホイールの奥には大径のブレーキディスクと赤い「M」エンブレム入りのキャリパーが見えます。

そんなM3(セダン)をベースにした限定車「BMW M3 MT Final Edition」は、通常のラインナップにはない6速MTを搭載した右ハンドルモデルです。

さらに専用のゴールド塗装ホイールや赤いアクセント入のシートなど、ドイツ・ツーリングカー選手権でBMW M3が初優勝した際のドライバー、ロベルト・ラバリア氏がドライブしたレーシングカーを思い起こさせるエレメントが散りばめられています。

なお、BMW M3 MT Final Editionは、マニュアルトランスミッションを搭載する最後のモデルとなります。購入の申込みは こちら で受け付けています。

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