東急新横浜線新綱島駅(横浜市港北区)直結の新水ビルに15日、商業施設「SHINSUI(しんすい)」が開業する。新築された地上12階、地下1階建てのビル1~3階に商業施設を設ける。
出店数は14店舗で、延べ床面積は約1万3千平方メートル。フレッシュネスバーガーや持ち帰りに特化した「サーティワンアイスクリーム ToGo」、500円以下の商品を中心にそろえた「無印良品 500」などを展開。本を試し読みできる「シェアラウンジ」を備えた書店「TSUTAYA BOOKSTORE(ツタヤ ブックストア)」も入る。
13日には、報道陣向けに内覧会を開催。運営する不動産管理業の新水(同市港北区)の佐藤博美社長は「綱島というまちとテナントをつなぐ架け橋になりたい」と語った。
4~12階には、東急不動産(東京都)らが手がけた住宅型有料老人ホーム「グランクレール綱島」が設けられている。
同駅周辺は現在、市による土地区画整理事業が進んでいる。2025年には、かつて同地で温泉施設「東京園」を営んでいた同社による新築ビルが建設されるほか、28年には立体横断整備が施され、東横線綱島駅とデッキでつながる予定となっている。