さよなら「コザボウ」 沖縄最古のボウリング場が31日に閉店 60年超の歴史に感謝 元バイトのDJらが16.17日に音楽イベント

 沖縄市で1963年に開業し、県内で現存する最古のボウリング場「コザボウリングセンター(コザボウ)」が老朽化のため31日で閉店する。60年以上の歴史に感謝の気持ちを込めた音楽イベント「KOZA STRIKE」(主催・コザストライク実行委員会)が16、17日、同センター隣の空き店舗である。スタッフらが企画し、同センターやコザにゆかりのあるアーティストが出演する。

 20年以上のスタッフ當眞愛子さん(43)や、元アルバイトでDJの真栄田佑さん(41)らが企画した。當眞さんは「みんなに来てもらい、最後に楽しんでほしい」と呼びかけた。コザボウは通常営業する。16日にはRude-αら約20組が出演、前売り2千円(当日2500円)。17日には喜納昌吉やジョージ紫ら約15組が出演、前売り4千円(同4500円)。通し券は前売り5千円(同5500円)。

 午後0時半~同10時。駐車台数に限りがある。チケットはコザボウ窓口かウェブで。詳細やウェブ購入はインスタグラムから。問い合わせはメール、koza.strike@gmail.com

(中部報道部・屋宜菜々子)

感謝を込めた音楽イベントへの来場を呼びかけるコザボウリングセンタースタッフの當眞愛子さん=13日、沖縄市・同センター

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