メードイン岩手のトレランウエア ブランド「COZPANNA」設立

トレイルランニングのウエアブランドを立ち上げた古舘正輝さん。競技の魅力とともに全国に発信する

 盛岡市東黒石野の古舘正輝さん(45)は、岩手県内初のトレイルランニング競技専用のウエアブランド「COZPANNA(コツパンナ)」を立ち上げた。全国の大会に出場し、運営にも関わってきた経験を生かし、過酷なレースを走りきる動きやすさと耐久性を備えた商品を販売。年代問わず着用しやすい落ち着いた色合いも特長で、競技の魅力とともに発信する。

 Tシャツ(7500円)やパーカ(1万8500円)、短パン(1万1800円)など19種類を用意。宮古市の縫製会社に製造を委託し「メードイン岩手」にこだわる。主にオンラインショップで販売し、大会の会場にも出店している。

 立ち上げたのは2023年4月。ブランド名は出身地・宮古市の方言で「無理をするな」を意味する。時に24時間以上走り続ける競技だが「肩の力を抜いて、けがなく走ろう」という思いを込めた。

© 株式会社岩手日報社