少子化・人口減対策へ 阿部知事「多面的な施策を充実」【長野】

3歳未満児の保育料無償化など、少子化や人口減少対策を盛り込んだ県の新年度予算。
阿部知事は「多面的な施策を充実させていく」と意気込みを語りました。

■阿部知事
「人手不足をはじめとして、コミュニティの衰退や社会経済面で大きな影響が出始めている」

人口減少への危機意識を示した阿部知事。県議会で可決された9991億円余りの新年度予算には3歳未満児の保育料の軽減や無償化の取り組みに6億円余り、子どもの医療費助成を中学3年生まで拡大する費用に6億7800万円余りが計上されています。

■阿部知事
「多面的に施策を充実させなければならないと思っている。色んな人のライフスタイルを尊重しながら多様性がある、お互い理解し合い支え合いながら暮らしていける社会をつくっていくことが重要」

阿部知事は戦略を新年度の秋口までにはまとめられるよう、全ての部局をあげて取り組んでいきたいと話しました。

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