謎解きや脱出ゲーム 茨城県内最大級 ひたちなか・大洗2市町舞台 24日まで

「閉じ込められたおもてなし列車からの脱出」のポスター

茨城県内最大級の謎解き・脱出イベントが、ひたちなかと大洗の2市町を舞台に繰り広げられている。海沿いの地域を観光しながら楽しむ「周遊型謎解きゲーム」や、走行している列車内での「脱出ゲーム」など、参加型の4イベントで、挑戦者に地域の魅力を再発見してもらうのが狙い。24日まで。

県が進める「ひたちなか大洗リゾート構想」の一環で、同構想推進協議会が主催した。謎解きはひたちなか市の那珂湊・阿字ケ浦地区と大洗町の沿岸部で、脱出はひたちなか海浜鉄道と商業施設「大洗シーサイドステーション」(同町港中央)で、それぞれ参加型のゲームを展開する。

那珂湊・阿字ケ浦地区で行われるのは「不思議な手紙と青の軌跡」。専用キットを使い、鉄道や車、徒歩などで地域を周遊し謎解きを楽しむ。参加費は1000円で、海浜鉄道那珂湊駅(同市釈迦町)窓口でキットを販売する。

大洗では「迷える亡霊と海賊の5つ道具」を開催。沿岸部を徒歩で巡り、「海賊の亡霊」と共に宝探しに挑むストーリー。参加費は1000円で、大洗まいわい市場(同町港中央)と町観光情報センター(同町桜道)で専用キットを販売する。

海浜鉄道の脱出ゲームは「閉じ込められたおもてなし列車からの脱出」。走行中の湊線車両内で、密室事件の真相に迫る。参加費は1000円。大洗シーサイドステーションでは「100人の人質と謎の肖像画」を実施、商業施設を活用したゲームに挑戦する。参加費は2000円。

脱出ゲームは16、17、23、24日の4日間開催。いずれも事前予約制。イベント運営を受託する「ひたちナゾ」のホームページで申し込みを受け付ける。問い合わせは「ひたちナゾ」専用ダイヤルTEL050(1809)9977。

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