横浜市立学校で児童・生徒の自死20件…いじめ重大事態調査は対象外、19年度以降

横浜市教育委員会(資料写真)

 横浜市立中学校2年の女子生徒が2020年、いじめを苦に自殺した問題を巡り、横浜市教育委員会は14日、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態調査の対象にはなっていないものの、市立学校の児童・生徒が自死したとみられる事案が19年4月~23年3月に20件あったと明らかにした。

 13年施行の同法は、いじめにより児童・生徒に重大な被害が生じた疑いがある場合、学校側に事実関係を明確にするための重大事態調査を義務付けている。 

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