子どもの結婚式「彼女の子だけが欠席でした」 ママ友の裏切りを語る女性

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親どうしの関係がこじれると、子どもの友人関係にまで悪影響が及んでしまうことがあるようだ。北海道に住む50代の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円)は、子どもを通じて仲良くなったママ友と、あることがきっかけで絶縁した。その後、子どもが結婚する際に結婚式の招待状を送ったが、

「(友人の中で)彼女の子どもたったひとりだけが欠席でした」

と残念な結果に。しかしそもそも、絶縁の原因はママ友のほうにあったようだ。

「バッサリと付き合いをやめられてビックリしました」

その友人とは、子どもが同じクラスで家が近いこともあり、次第に家族ぐるみの付き合いになった。

「けっこう表面的なお付き合いよりは深い仲だったと思います。子どもの不登校や受験や進路など相談しあい助け合いながら長く友達でした」

その仲は「小学校入学から高校卒業まで」続いた。関係が崩れたのは子育てが一段落した頃だった。時間ができたことでジムに通うようになり、その友人も誘って一緒に通い始めたが……。

「最初は楽しくやっていたんですが ちょっとモラハラ気味のトレーナーのクラスが始まった頃からおかしくなりました。みんなでレッスン後に『あんな言い方ないよね』『オーナーに言っちゃうか?』などと盛り上がっていたとき彼女はニコニコと話を聞いていただけでした」

ところが、いざオーナーにクレームを言う段取りになったタイミングで、その友人は「それはヒドイと思う」と一人だけモラハラトレーナー側についた。驚いたのは女性のほうだ。

「みんなで話していた内容も告げ口されるわ連絡も取れなくなるわ、長年の付き合いの友人である私よりも 知り合って半年にもならないトレーナーを選ぶんだ、とすごくショックでした。ヒドイと思う気持ちがあったなら言ってほしかったしバッサリと付き合いをやめられてビックリしました」

さぞかし、裏切られた気持がしたことだろう。

彼女の子どもは「友達グループの集まりにも来なくなってしまい孤立状態です」

結局そのトレーナーは解雇になり、友人も一緒にジムを去ったという。「公共施設で個別レッスンを受けていると噂で聞いています」というから色々と関係性を疑いたくなるが、はっきりしたことは分からない。

ただ、問題はそれだけではなかった。女性は「さらには子ども同士までおかしくなりました」と前置きし、寂しげにこう明かす。

「子どもの結婚式に招待状を送りましたが、彼女の子どもたったひとりだけが欠席でした。親同士はともかく子どもの付き合いまで制限したのか、子どもが親に気を使ったのか理由はわかりませんが、子どもの友達グループの集まりにも来なくなってしまい孤立状態です」

親の交友関係が子どもにも影響してしまったように見える。それらか6年が過ぎ、問題のトレーナーは転居でいなくなったが、関係が修復されることはなく

「彼女がどうしているかわかりませんが連絡も取れないしまた取るつもりもないし、親友だと思っていた友人を失った気持ちです」

と複雑な心境を吐露した。

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