千葉県内では、高校生の自転車事故が目立っています。
自転車の安全利用を推進する式典が3月15日に多古町の高校で開かれ、生徒らが自転車の安全利用を宣言しました。
式典には県立多古高校の生徒約150人が参加し、香取警察署の鈴木章夫署長が自転車の安全利用を呼びかけました。
そして、生徒会長の安美留幸輝さんが自転車を安全に利用するための5つの約束を宣言すると、全校生徒も一緒になって「車道が原則、左側を通行」などと交通ルールを読み上げました。
警察によりますと県内で2023年1年間に自転車の事故でけがや死亡した人は、合わせて3200人余りに上り、世代別では20歳未満が最も多く、高校生は400人以上に上っているということです。
生徒は―
「多古町は坂道がすごく多いので、坂道でスピード出しすぎないように宣言して気持ちも引き締まった」