2月定例県議会は3月15日に最終日を迎え、2兆1077億円に上る新年度当初予算案が可決、成立しました。
最終日の15日の2月定例県議会は、新年度当初予算案や条例の改正案などを審議し、県が提出した91議案すべてを可決、同意しました。
新年度予算の額は2兆1077億円で、新型コロナ関連の経費を除くと過去最大の規模です。
2023年9月の大雨被害を踏まえた河川の改良工事や田んぼダムの支援など、防災関係の事業に力を入れたほか、2024年1月に施行された「多様性尊重条例」に関連する事業も盛り込まれています。
一方、15日の県議会では、職員の働き方に関する条例の改正案も可決、成立しました。
2024年6月からフレックスタイム制が導入されることになり、職員の週休3日も可能になります。
このほか、15日の県議会では冨塚昌子教育長を再任することも決まりました。
教育長の再任は知事が教育長を選任する制度になった2015年以降、初めてです。