横浜市営バス、平日3%減便へ 4月からダイヤ改正、低乗車率・長距離路線の本数見直し

横浜市営バス

 横浜市は15日、市営バスの平日運行本数を3.1%減らすダイヤ改正を4月1日に実施すると明らかにした。近年では新型コロナウイルス禍の2021年度(5.3%減)に次ぐ規模になる。

 バス運転手の人手不足が懸念される「2024年問題」に対応するとともに、乗車率の低い路線や長距離路線の本数を見直す。休止中の「深夜バス」と「雨の日臨時便」の廃止も決めた。

 市交通局が15日の市会常任委員会で報告した。減便の対象は全149路線の半数近くに上り、平日の運行本数は9220本から8930本になる。主な路線では磯子、南、港南の3区を走る「64系統」が67便から48便へ3割近く減る。

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