ハイク 2024-25年秋冬コレクション - ミリタリーをエレガントに

ハイク(HYKE)の2024-25年秋冬コレクションが、楽天ファッション・ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)期間中の2024年3月15日(金)に発表された。

40年代のアーミースタイル

服飾史や古着などをデザインソースとして、テーマを設けずにコレクションを展開するハイク。今季は、1940年代から50年代に見られた米軍のシャツやパンツ、ジャケット、ヴィンテージのトレンチコートなどを着想源に、ハイク独自のエッセンスを加えたコレクションを提案していく。

フェミニンに昇華

特徴的なのが、ミリタリーウェアをフェミニンに昇華させている点。かっちりとした生地とミリタリーカラーを用いながら、ウエストベルトでボディラインを際立たせたり、ベアトップのビスチェでレイヤリングを叶えることで、エレガントなムードを演出している。

また柔らかな生地をたっぷり使用し、空気をはらんだようなロングワンピースや、ミリタリーパーカーの上にボア付きニットを重ねたルックも登場した。

ビューティフル・シューズとのコラボも

ビューティフル・シューズ(BEAUTIFUL SHOES)によるコラボレーションアイテムも必見。スクエアトゥのミュールサンダルと、前シーズンで披露されたサイドゴアブーツの筒丈を長くアップデートした新作が展開される予定だ。

また、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とコラボレーションしたトレイルランニングに特化したプルオーバーパーカーやトラックパンツ、チャコリ(CHACOLI)とのレザー製ナップサックなども散見された。

ベーシックトーンに彩りを

カラーパレットは、ブラックやホワイト、グレー、ミリタリーカーキといった落ち着いた印象のベーシックトーンを採用。歩く度に揺れるオレンジニットのセットアップや、温かみのあるレッドコーラルのロングコートがコレクションに彩りをもたらしていた。

© 株式会社カーリン