【小学生】脱ぎっぱなしがなくなる?!失敗談から学んだ子どもの上着収納ポイント

小学生2人と1歳児の年の差子育て。3人兄妹母ちゃん、整理収納アドバイザーと親・子の片づけインストラクター資格をもつサンキュ!STYLEライターのmiwaです。

今回子どもたちが帰宅してからの上着収納について、意外と見落としがちな帰宅動線の注意点や脱ぎっぱなしの床に散らかる上着を見てため息ばかりだった私が、とあることを変化させたら子どもたちが自ら片づけるようになった上着収納について大切なポイントを紹介します。

なぜ自分で直せないの?!モヤモヤしていた上着収納

2月になると徐々にまわりが入学入園、進級などの準備に向けて暮らしを見直すご家庭も多いのでは?!

わが家にも小学生の子どもたちが2人おり、それぞれランドセルの収納方法や学用品置き場にも工夫を凝らしてきたのですが、ずっとモヤモヤが晴れないことがありました。それがまさに、「上着収納」。ただいまーっと勢いよく帰宅してから次々に床に散らばる子どもたちの上着。

その光景を見るたびに、自分で片づけてー!っと声をかけるのがルーティン化になっていました。

「見ているつもり」だった帰宅動線

子どもたちの上着収納場所は、保育園に通っていた時期から小学生に入ってからも同じ位置に収納していて、「玄関から近い位置」。

汚れや花粉のついた上着はできるだけリビングではない場所に収納したいという気持ちから、ずっと変わらず定位置化していて、子どもたちにとってもその場所が最適だと思い込んでいました。

ランドセルの存在忘れ!

帰宅後上着が床に散らかっている状態が目立っていたその原因は「背負っていたランドセル」。

わが家はランドセルの収納を、リビングのテレビ台下に設置していたことから、帰宅後の子どもたちはランドセルを背負ったままリビングに入ってきます。

玄関近くに上着収納をつくっていたため、子どもたちはわざわざランドセルを置いたあと、もう一度廊下に出て上着をかける必要があり、つい片づかない仕組みが確立されていました。

うまくいかないときはとことん観察!

小学生になると、ランドセルと上着収納場所は近い位置で収納したり、先にランドセル置き場を設置してから上着収納をつくる位置関係にしてあげると、帰宅後の動線がスムーズになります。

なんで?どうして?と声かけばかりしていても直接の解決にはなりません。
1度つくった仕組みづくりでうまくいかなくても、何か些細な変化からとてもスムーズに子どもたちの動き方が変化することも。

今はランドセルと上着の収納場所をすぐ隣に設置し、収納の仕方を箱に「入れるだけ」にすることで汚れも気にならず、子どもたちが自分で率先して収納できる仕組みづくりが完成しました!

上着収納の一連から、まずは子どもたちの動きに注目する大切さを身をもって体感したできごとでした。

◆この記事を書いたのは・・・miwa
整理収納アドバイザー資格、親・子の片づけインストラクター1級資格保有。3人子育てを通してリアルな失敗談を含めトライ&エラーを繰り返し、暮らしやすい仕組み作りを発信しています。

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