浙江省のスポーツ機器メーカー、浙江嘉宏運動器材が製造した輸出用電動アシスト付きスポーツ自転車「eバイク」。（2月20日撮影、麗水＝新華社記者/李平）
【新華社杭州3月16日】中国浙江省の杭州税関が13日に発表した同省の1～2月の貿易額は前年同期比18.1％増の8168億7千万元（1元＝約21円）で、全国の12.4％を占めた。うち輸出は19.5％増の5991億元、輸入は14.6％増の2177億7千万元だった。
輸出入の実績があった企業数は12.0％増の8万4千社で、輸出が7万8千社、輸入が1万9千社だった。民間企業の貿易額は20.5％増の6589億3千万元で、内訳は輸出が22.4％増の5130億9千万元、輸入が14.2％増の1458億4千万元となった。
主要貿易相手別では、東南アジア諸国連合（ASEAN）との貿易額が12.7％増の1052億7千万元、中東が19.1％増の1000億6千万元、中南米が33.6％増の930億5千万元、アフリカが32.3％増の659億7千万元となり、この4地域で省貿易額の伸びを9.7ポイント押し上げた。「一帯一路」共同建設国は19.6％増の4273億4千万元となり、うちサウジアラビアは2倍の209億元、ブラジルは66.5％増の137億8千万元だった。
輸出品目別では、機械電気製品が21.5％増の2814億6千万元と、伸び率が全国の輸出額を9.7ポイント上回ったほか、省全体に占める割合が0.8ポイント上昇して47.0％となった。うち一般機械は202億4千万元、家電製品は172億6千万元で、この2品目で省輸出額全体の伸びを1.8ポイント押し上げた。
輸入品目別では、エネルギー製品と金属鉱砂の輸入量がそれぞれ6.7％、50.7％増加し、合わせて715億2千万元となり、省輸入額全体の伸びを8.1ポイント押し上げた。ハイテク製品は12.8％増の150億8千万元、農産物は11.5％増の172億6千万元だった。
