【速報】松山英樹は3日目「68」 名物ホールでスーパーショットも

3日連続の60台で浮上(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 3日目(16日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ・スタジアムコース(フロリダ州)◇7252yd(パー72)

8打差14位から出た松山英樹は5バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算10アンダーでムービングデーを終えた。ホールアウト時点の順位は7位前後。

2番(パー5)で今週初めてバーディを先行。7番でボギーも、9番(パー5)で取り返して後半に入った。

ティイングエリアが前に出た12番は1オンに成功して2パットのバーディ。14番も残り140ydのセカンドを手前のピンにピタリと絡めてタップインバーディ。名物ホールの17番(パー3)ではギャップウェッジでピンの右上から戻し、80㎝につけるスーパーショットで大歓声を浴びた。右奥にこぼした18番も1パットのパーでしのぎ切った。

トップは首位スタートのウィンダム・クラークと2位スタートのザンダー・シャウフェレが13ホールを終えて通算16アンダーで並んでいる。

【速報】久常涼は予選落ち バーディ必須の最終9番でパー「これも実力」

久常涼は3日目の早朝に予選落ちが決まった(撮影/田辺安啓(JJ))

日没サスペンデッドで順延されていた第2ラウンドが完了し、久常涼は予選カットラインに1打届かず決勝ラウンド進出を逃した。バーディ以下のスコアが求められた持ち越しの最終9番(パー5)で、3オン2パットのパー。「74」で終えて通算イーブンパーで予選落ちした。

前日に2アンダーの36位から同ラウンドを開始し、後半8番(パー3)までの17ホールは4バーディ、6ボギーで暫定74位に後退していた。午前7時38分、早朝の再開ショットは1Wでフェアウェイをとらえ、2打目をアイアンでレイアップ。ウェッジでの3打目がピンを10mオーバーし、バーディパットが右に外れた。

ツアー1年目の今季7戦目。他に予選落ちした「WMフェニックスオープン」、「コグニサントクラシック」もカットラインに1打届かなかった。「全部あと1打で落ちているので、いろいろ悔やまれるところはある。これも実力。また来週に向けて頑張れれば」と無念そうに話した。

14アンダーのウィンダム・クラークが後続に4打差をつけて単独首位。ニック・テイラーとザンダー・シャウフェレが10アンダー2位に続く。前日までに36ホールを終えた松山英樹はロリー・マキロイ(北アイルランド)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)らと並び6アンダーの14位から残り36ホールに臨む。

松山は午後1時40分(日本時間17日午前2時40分)にティオフする。

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