初開催の「スプリング・ブレイクアウト」 各チームの有望株が躍動

日本時間3月15日から18日の4日間で全16試合が行われる「スプリング・ブレイクアウト」。各球団が若手有望株で編成したチーム同士で試合を行うエキシビジョンゲームはこの日も7試合が開催され、メジャーリーグの未来を担う選手たちが各地で躍動した。

この日特に出色の活躍を見せたのはヤンキースの有望株スペンサー・ジョーンズだ。MLB公式サイトのチーム内若手有望株ランキングで2位の評価を受ける外野手は、初回に先制の2ランホームランを放つと、さらに5回裏には左中間へこの日2本目のホームランを放つなど4打数3安打2本塁打4打点の大暴れ。身長6フィート6インチ(約198センチ)の長身でアーロン・ジャッジの後継者と目される大砲候補が自慢のパワーを見せつけた。

また、タイガース対フィリーズのゲームでは2022年ドラフト1巡目(全体12位)指名のジェイス・ヤングがこちらも2ホーマーと躍動。昨年23本塁打とブレイクしたレンジャーズのジョシュ・ヤングを兄に持つ有望株が、兄に負けず劣らずの打力を発揮した。

また、「スプリング・ブレイクアウト」では昨年のフューチャーズ・ゲームと同様にストライク、ボールの機械判定によるチャレンジ制度を採用。この日もロッキーズ対ダイヤモンドバックスのゲームで一度はボールと判定された投球が、ゾーンを僅かに掠めており見逃し三振に変わるなど印象的な場面もあり、選手のみならず制度面でも未来を垣間見ることができるエキシビジョンゲームとなった。

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