海南省洋浦経済開発区の洋浦港にある埠頭（ふとう）。（2023年12月29日、小型無人機から、海口＝新華社記者/蒲暁旭）
【新華社海口3月17日】中国海南省の海口税関がこのほど発表した同省の1～2月のモノの貿易額は前年同期比23.8％増の428億9千万元（1元＝約21円）となった。うち輸出は27.3％増の143億9千万元、輸入は22.1％増の285億元だった。
主要貿易相手別では、東南アジア諸国連合（ASEAN）が47.2％増の71億4千万元で全体の16.6％を占め、最大の貿易相手となった。オーストラリアは93.8％増の69億7千万元で16.3％を占めた。「一帯一路」共同建設国は42.6％増の227億5千万元で53.0％、地域的な包括的経済連携（RCEP）協定加盟国は47.8％増の156億元で36.4％をそれぞれ占めた。
市場主体別では、民間企業が30.5％増の254億1千万元で全体の59.2％を占め、中心的役割を果たした。外商投資企業（外資系企業）は48.0％増の112億3千万元で26.2％、国有企業は17.5％減の62億5千万元で14.6％を占めた。
